Python Set Up in Google's Python Class in Japanese

Google による Python の授業 (日本語訳)/ Google's Python Class (英語原文)

資料
日本語訳: 設定 / 入門/ 文字列/ リスト/ 整列/ 辞書とファイル/ 正規表現/ ユーティリティ
英語原文: Set Up/ Introduction/ Strings/ Lists/ Sorting/ Dict and Files/ Reg. Exp./ Utilities

練習問題
日本語訳: 基本問題/ 新生児名/ 特殊なコピー/ アクセス履歴のパズル
英語原文: Basic Exercises/ Baby Names Exercise/ Copy Special Exercise/ Log Puzzle Exercise

講義映像
英語
1日目: Introduction, Strings/ Lists and Sorting/ Dicts and Files
2日目: Regular Expression/ Utilities/ Utilities urllib/ Conclusions

Python の設定

このページでは, Python のプログラムを実行し編集することが出来るように, コンピュータに Python を設定する方法と, 練習問題のコードをダウンロードするためのリンクを説明します. 授業を受ける前に Python の設定を行えますし, 授業中にコードを書きたくなるほど理解するまで, 設定しないでおいても構いません. Google による Python の授業では, 簡単にできる標準的な Python のインストール方法を 使いますが, より複雑な手順を取っても構いません. Python はフリーでソースコードが公開されていて, python.org から すべてのオペレーティングシステムのものが入手できます. 特に, 次の 2つが出来るところに Python をインストールすること.
  • 書き終えている Python プログラム, 例えば hello.py を実行する.
  • すぐにコードを入力できるように, Python のインタプリタを対話的に実行する.

上の 2つは講義映像で非常に頻繁に行われます. そして, 練習問題を解くのに必要な作業です.

Google Python の練習問題のダウンロード


まずはじめに, google-python-exercises.zip ファイルをダウンロードし, 作業できる場所にそのファイルを展開すること. その結果できる google-python-exercises ディレクトリは, あなたが取り組む, 多くの異なる Python のコード練習問題が入っています. 特に, 次の段階で Python があなたのコンピュータで使えるかを確認するための, 簡単な hello.py ファイルが google-python-exercises に入っています. Windows と他のオペレーティングシステムにおける Python の使い方を以下で説明します.

Linux, Mac OS X などにおける Python


Windows 以外の多くのオペレーティングシステムでは, 最初から Python がインストールされています. Python がインストールされているのを確認するために, (普通は "ターミナル" プログラムを走らせることで) コマンドラインを開き, google-python-exercises ディレクトリに移動します. hello.py プログラムを実行するために次を試して下さい. (あなたが入力する部分は太字になっています) :
~/google-python-exercises$ python hello.py
Hello World
~/google-python-exercises$ python hello.py Alice
Hello Alice

もし Python がインストールされていないなら, Python.org のダウンロード ページを見ること. Python のインタプリタを対話的に実行するには, ターミナルに "python" とだけ入力すること.
~/google-python-exercises$ python
Python 2.5.2 (r252:60911, Feb 22 2008, 07:57:53) 
[GCC 4.0.1 (Apple Computer, Inc. build 5363)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> 1 + 1
2
>>> ここに式を入力する ... 終了するには ctrl-d を入力する. 

Google による Python の授業では, Python のバージョンは 2.4 以降を使うので, 現状では 3.x のバージョンは使わないように.

実行ビット (任意)


上のコマンドは Python プログラムを実行する最も簡単な方法です. もし実行ビットが .py ファイルに設定されているなら, はじめに "python" を入力することなく, ファイル名だけで実行できます. "chmod" コマンドを使って, 実行ビットは次のように設定します.
~/google-python-exercises$ chmod +x hello.py
~/google-python-exercises$ ./hello.py   ## もう ./hello.py により実行できる. 
Hello World

Windows での Python


Windows 上で, 基本の Python をインストールするのは簡単です.
  • python.org ダウンロード ページに行き, 2.6 などのバージョンを選ぶこと. Google による Python の授業は, バージョン 2.4 以降で動くようになっているので, 今のところはバージョン 3.x を避けるように.
  • 設定は初期値のままにして, Python のインストーラを実行する. これにより, Python はルートディレクトリにインストールされ, ファイルの関連性がいくつか設定される.
  • Python をインストールした後, (アクセサリ > コマンドプロンプト, または, run ダイアログに cmd を入力する ことにより) コマンドプロンプトを開きます. (google-python-exercises.zip を展開することにより作られた) google-python-exercises ディレクトリに移動します. "python" の後に "hello.py" を入力することで Python プログラム hello.py を実行できるはずです. (あなたが入力する部分は太字で表示しています):
    C:\google-python-exercises> python hello.py
    Hello World
    C:\google-python-exercises> python hello.py Alice
    Hello Alice
    

    これが動くなら, Python はインストールされています. そうでないなら, Python Windows FAQ を見ること.


    Python のインタプリタを対話的に走らせるためには, スタートメニューにある "Run..." コマンドを選んで, "python" と入力すること. これにより, そのウィンドウで Python が対話的に起動されます. Windows では, 終了するのに Ctrl-Z を使います. (他のすべてのオペレーティングシステムでは, 終了させるには Ctrl-D を使います. )
    講義映像では, Python プログラムを "./hello.py" といったコマンドで実行します. ウィンドウズでは, "python hello.py" という形を使うのが最も簡単です.

    Python プログラムの編集 (すべてのオペレーティングシステム)


    Python のプログラムは, 直接編集できるただのテキストファイルです. 上の通り, 取り組んでいるどんな練習問題であれ実行するために "python hello.py Alice" と入力できるようにコマンドラインを開くべきです. コマンドラインのプロンプトでは, 上矢印のキーを押すだけで以前に入力したコマンドが出てくるので, 繰り返し入力することなく簡単に以前のコマンドを実行できます.
    コードと字下げを少し理解するテキストエディタが必要です. フリーで良いものがたくさんあります.
    • Windows -- Notepad や Wordpad は使わないこと. フリーでソースコードが公開されている Notepad++ やフリーでソースコードが公開されている JEdit を試して下さい.
    • Mac -- 内蔵されている TextEdit は使えますが, あまり良くありません. フリーな TextWrangler や フリーでコードが公開されている JEdit を試して下さい.
    • Linux -- どんな Unix のテキストエディタでも構いませんし, 上の JEdit を試すのも良いでしょう.

    エディタの設定


    Python プログラムを編集するには, タブキーを押すと本当のタブ記号ではなく, 空白記号を挿入する エディタを薦めます. 私たちのファイルはすべて字下げで2空白文字を使っていますが, 4空白文字も広く使われています. エディタが自動字下げをするなら, それも便利でしょう. リターンキーを押すと, 新しい行は前の行と同じ字下げの位置から始まります. また, Unix の行末記号の習慣に従ってファイルを保存することを薦めます. それは, いろいろな初期ファイルで設定されている様式だからです. もし hello.py を実行して, "Unknown option: -" というエラーが出るなら, そのファイルは行末記号が間違っているかもしれません. 以下は Python 用に正しくタブと行末文字を扱うようにする共通のエディタの個人設定です.
    • Windows Notepad++ -- タブ: Settings > Preferences > Edit Components > Tab settings, and Settings > Preferences > MISC for auto-indent. 行末文字: Format > Convert, Unix に設定.
    • JEdit (任意の OS) -- 行末文字: ステータスバー上の小さな 'U' 'W' 'M' を 'U' に設定する (つまり Unix の行末文字)
    • Windows Notepad or Wordpad -- 使わない.
    • Mac TextWrangler -- タブ: ウィンドウの上方にある Preference ボタンで, Auto Expand Tabs を選ぶ. Defaults > Auto-Expand Tabs and Auto-indent で初期値を設定できる. 行末文字: それぞれのウィンドウの最後の制御文字を Unix に設定する.
    • Mac TextEdit -- 使わない.
    • Unix pico -- タブ: Esc-q で tab mode が変化し, Esc-i で自動字下げモードになる.
    • Unix emacs -- タブ: 手動による tabs-inserts-spaces mode の設定: M-x set-variable(return) indent-tabs-mode(return) nil

    編集の確認


    あなたのエディタを試すために, hello.py プログラムを編集すること. コード中の "Hello" という言葉を, "Howdy" という言葉に変更すること (そこにある Python コードのほかの部分を理解する必要はありません. それはすべて授業で説明します). 編集結果を保存して, 新しい出力結果を確認するためにそのプログラムを実行します. コードにある print 文の直後に, 同じ字下げ幅で "print 'yay!'" と 追加すること. そして編集したプログラムを走らせ, 編集結果が正しく機能していることを確かめること. 授業では, 編集と実行の切り替えが簡単に出来るような 編集/実行に関する作業環境が必要です.

    即時実行 Python 方式

    Python の利点のひとつとして, Python では短いコードを入力して, 実行した結果をすぐに見られることがあります. 授業では, 次のような作業環境があると良いでしょう. テキストエディタでは現在作業している file.py を編集し, 別のコマンドラインウィンドウで file.py を実行するために上矢印を使い, 実行結果を見るようにします. (余談: インタープリタは,授業全体を通して示したように, ちょっとしたことを試すには非常に便利になっています. しかし, 練習問題は受講者が編集する Python のファイルに対して構成されています. Python のプログラムが書けるようになることが最終目標なので, そのモードでいつもいて, インタープリタはちょっとしたことを試すためだけに使うのが良いと思っています. )
    この資料は Google の Nick Parlante 氏によって作成されたものの翻訳です. Google による Python の授業の文章と映像は Creative Commons Attribution 2.5 ライセンスの下で利用できます.